2014年4月8日火曜日

午と牛の握手



こちらが先日すなななフェスで使った台本です。
2人で読んで成立する、そんな読み物です。
左右に役柄が分けて書かれているので(左半分がうま、右半分が牛です)、同時に読み進めていきます。
よかったらぜひ、身近にいる誰かと読んで遊んでみてください。

挿絵もあったりしたら、”2冊で一冊の絵本”なんて感覚で友達と読めて面白そうです。
声に出して誰かと読めるって、それだけでもなかなか楽しいですもんね。

どうしてもタイミングが合わせにくい箇所は、何か音の出るものを使うのがお勧めです。
トタントテンは”鈴”を足につけてそれを鳴らして合図にしました。
うまや牛、首かどこかに鈴をつけていても不思議ではないでしょう?同じく{振り付け}なんてト書きもありますが、自由にうまと牛の“お食事ダンス”を振り付けてみてください。

ちなみにこの作品は寓話ですので、実際とは異なる箇所もあるかとは思いますが、気になる場合は、本当のことを調べてみたりしたらよさそうです。
例えばそれぞれの餌のことやもっと調べるなら様々な品種を知ってみるのも面白いと思います。
うまのひづめの数と牛のひづめの数も、案外見落としているかも。

トタントテンの稽古や本番の画像、または言葉での紹介は色々してきましたが、今後ときどき、このように遊んでいただける材料として台本も公開してゆきたいと思います。

楽しんでいただけると嬉しいです。
そして公演も、見てみてくださいね。


 ※もしも本作「午と牛の握手」を他所で上演をお考えの場合は、事前にメールにてご一報いただけますと幸いです。なにとぞよろしくお願いいたします。
トタントテン:メール受付


2014年4月4日金曜日

すなななフェス無事終了のお礼と、勉強会の開催のご報告です


先日のすなななフェス、トタントテンのみじかーいお芝居無事お披露目できました。
あの場ではタイトル名乗らなかったですが、「午と牛の握手」というタイトルでした。
目印のテントも健在で、uduオリジナルのサーカスバッヂもいつもよりてんこ盛りでくっつけました。





 初めての譜面台も登場。これ、実はとーっても便利なアイテムだと気がついたので、また今後の作品に登場するかもしれません。

「うま」「うし」「うま」「うし」と登場してみました。

リーディングのような手法でしたが、自分たちにとってはそんなくくりにとらわれないとても自由な作品でした。



あっという間にぐっと観ていただけて大変嬉しかったです、今回もありがとうございました。
序盤に、子どもから「なんてゆってるかわかんない」みたいなヤジが(笑)あったりもして、そういう素直な空間になっていた点も、今回は嬉しかったひとつです。

なにしろ9分50秒程度の作品で、言葉のリズムを保ちながらまるで言葉を演奏するような内容で、その割りに訓練はあんまり出来なかったのが後悔しちゃう点でしたが、自分たちのカラーを前面に出せて、出しやすくて、ちょうどいい出来映えだったかなと思います。
反省は反省。前進は嬉しい。そんな感じでありました。後日、台本をこのブログ上で公開してみたいと考えています。ぜひ、読んでみていただけると、遊んでいただけるといいです。

お芝居を観せる行為が優位にならない、捉える側のアンテナと呼応するような、そういうスタンスのお芝居がつくりたいと、真剣に悩んでいます。これをお芝居と呼ぶのかももはやわからないんですが、ずっとそんな事を考えています。
昔読んでもらった昔話の体験や、古い手遊び歌や、大人たちが集会で踊る郷土芸能や、隣の家の子を遊びに誘う時の決まり文句や、そんな古くて普遍的な何かを呼び起こしたくて、お芝居として稽古しているのかもしれません。 はたまた、もっと身勝手な事も大いに取り入れてもいますが。でもそれはそれで、これも何か理由があるに違いない、そんな疑いを忘れずに作品と向き合っています。


さてそして、ここから先がニュースです。

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ここまでたったの4作品だけ、そしてほとんどがすなななフェスだけでの上演でしたが、もう少し前へ進む動力ができてきました。
作品は相変わらずコツコツとつくり続けます。
ですが、あたらしい事もやってみたいと思います。
まだお試し的な感じでスタートするので具体的な事は少ないのですが、「勉強会」という名前の、集まりの場を始めてみます。

勉強と言ってもイメージするものはさまざま、でもやはり鉛筆にノート、みたいな光景がダントツかと思います。ですが、それももちろんアリでもいいし、でももっと違った「みんなであそぼう、お芝居っぽいこともしよう。たのしくやろう。」そんな始まり方もいいなと考えています。
トタントテンのようにお昼ご飯を持ち寄ったりもいいですし、夜にはお酒も飲みたくなるかもしれません。どこからどこまでが勉強会というわけではなく、ひとまとめに集まりの場として始めてみます。

これは大事な点なので明記しておきますが、「お金はできるだけかけません。」商売がやりたいのではないのです。勉強がしたいので。
また、「誰か先生がいるという場でもありません。」トタントテンは先生ではありません。熱心な研究生ではあります。
「ワークショップに似ていますが、やってみてそうでない可能性も充分にあります。」自習も質問も実験も、なんでもやってみるつもりです。ただ、成果と呼べるものが手に入るかどうか、または成果に近づけるのかは、全くわからないのです。

↑こんな事を書いて興味をもっていただけるか不安ですが、

◯お芝居っておもしろいのかな
◯子どもと一緒にお芝居できないかな
◯読み聞かせって、どうやったらもっと楽しくなるかな
◯むかし役者やっていたけど、気軽にまた体験できないかな
◯お芝居は何にもしらないけど、恥ずかしがりやだけど、ちょっとだけあたらしい事やってみたいな
◯お芝居とは関係ないかもしれないけど、自分の興味のあること、何人かで話してみたいな、映画とか本とかダンスとか絵のこと
◯ゲームを取り入れたワークショップに意欲があるな
◯どんな集まりになるのかな

これらにぼんやり当てはまる方はきっとこの勉強会に向いていらっしゃる方だと思います。 なにか演じなきゃいけないって事でもないですし、眺めるだけ、その場に居るだけも無しではないです。”ちょっとずつゆっくり参加型”と呼ぶことにします。

とにかく、トタントテンはそんな集まりを通して、またなにか拾い物をしていくことにしました。もしよろしければ、ご興味ある方は下記へご一報ください。
日程は参加希望の方たちとスケジュールを打ち合わせの上決めます。場所も参加人数にに合わせて決定いたします。)


トタントテンもいる「勉強会」係

(ご質問もお受けできます。ご興味もっていただけた方はぜひ4/20(日)までにご一報ください。)


始めての試みでちょっぴりドキドキもしますが、自分の中だけではとても有意義な集まりになると期待しています。
さぁ、大人になってからの勉強は、きっともっと楽しいぞ。
お茶を飲んだり談笑したり、すこし試してみたり、何が起こるんだろう。
どうぞ今後とも、よろしくお見守りください〜